<本>「わからない」という方法

これをやりさえすればという正解があった「わかる」時代は20世紀で終わり、これからは「わからない」時代であるという興味深い視点で話されます。

「わからない」けどやるという筆者の体験から得た教訓や考えは、学者さんとは違う作家さんならではのお話でとても面白かったです。

中でも、「人は自分をへんじゃないと思い、他人をへんだと思う」「人はへんと思われたくない」「へんじゃないは、へんを排除したがる」「へんは、へんじゃないをひっくり返す」などの考えを展開される箇所は特に興味深く参考になりました。

人が学ぶことに抵抗を持つときのお話もなるほどと感心しました。

とても面白かった本でした。

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