<本>馬券偽造師

著者が一生で得たものを共有させてもらえる感覚を、本に対していつも感じていました。

この本はそんな中でも強烈でした。

画工さんとして働かれていた方が、ひょんなことから馬券偽造に手を染める実話の本です。

偽造と言ってもたった一文字を書き換えるだけ。

でもそれは数時間もかかるという見破られないための高度な作業でした。

著者が一心に技術にのめり込む姿勢と偽造という犯罪の緊張感がなかなか普通では体験できない話で面白かったです。

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